Rina Hiraiwa
高知県安芸農業振興センター 技師
2022年3月農林資源環境科学科卒業(現?農林資源科学科)
(愛知県立一宮南高校出身)
在学中は、広い分野に興味を持ち学業や実習を頑張ったりその他にもよさこいサークル、アルバイトなどを経験しました。また、卒業論文では、果樹園芸学研究室(暖地農学)に所属し、「 ユズの連年安定生産に向けた技術の検討」というタイトルでユズの隔年結果是正技術について研究していました。
愛知県出身ですが農業を通じて人の温かさを知り高知が好きになり、高知で農業者の助けになれるような仕事をしたいと思い、高知県庁に入庁しました。現在の職場では、ナスの技術支援や病害虫の診断、農家さんをつなぐ仕事をしています。
大学での学びは、新たなことを学ぶための姿勢や客観的な視点で考え、伝えることに生きています。(取材:2024年5月15日)?
Yui Takaoka
高知県中央東農業振興センター
嶺北農業改良普及所 技師
2022年3月農林資源環境科学科卒業(現?農林資源科学科)
(高知県立中村高校出身)
在学中は学業とアルバイトの両立を目指して頑張りました。蔬菜園芸学(暖地農学)に所属し、卒業論文では「植物成長調整物質を用いた種なしスイカ作出技術の実用化に関する研究―空洞果発生の抑制と果肉質の改善―」をテーマに、実際にハウスでスイカを栽培し、調査研究に取り組みました。
高知県は農業という産業がとても身近で、生活の基盤として営む方が多い県でもあります。大学で農業の面白さを感じ、農業をさらに大きく発展させたい!と強く感じ、農業職の道を選びました。現在は、嶺北地域の水稲と甘長とうがらしを担当品目に、収量増加や品質向上に向けて、生産者の栽培技術を支援しています。大学では、栽培に関する知識の習得はもちろん、忙しくても最後までやり遂げる精神が鍛えられ、この経験は社会人の今もいきています。(取材:2024年5月16日)
Chisato Inuzuka
新規就農:犬塚農園合同会社経営〔岡山県で桃の生産?販売を行う〕
2004年3月暖地農学科卒業(現?農林資源科学科)
卒業して20年経ちますが、私の話は参考になるでしょうか。新規就農や農業、果樹栽培に興味を持ってくれると嬉しいです。
卒業後は、青年海外協力隊員(果樹隊員)としてニジェール共和国で2年間果樹の高付加価値化栽培活動に従事しました。活動内容は、特にマンゴー栽培における'アーウィン'への高接更新など接木技術の指導を行いました。
帰国後は、イチゴの観光農園に就職したのですが、独立したい!果樹栽培したい!という思いが強くあって、当時岡山県の新規就農支援事業が手厚いこともあり、手を挙げました。岡山といったら桃ですが、桃栽培の師匠から栽培や農園経営の指導、農地の斡旋までしてもらい、2012年に2haの桃栽培を始めました。現在は3haまで広がり、10品種の桃とブドウ'シャインマスカット'を栽培しています。(編集者補足:岡山県うまいもの推進大会で2015年と2018年に奨励賞を受賞しています。)
在学中は果樹農家になるとは想像もしていなかったですが、研究室で出会った友人と共にブンタン農園で長期アルバイトをした事が大きなきっかけです。園主さんの生活スタイルや暮らし方がいいなと思い、憧れがありました。果樹の良いところは、収穫期は忙しいけど、その他は結構自由で自分の時間を楽しめることです。モモ?ブドウは単価も高く、ちょっと目を離しても基本樹なので丈夫だし、自分の性格にも合っています。
学生の時は研究室活動(卒論など)やサークル活動など楽しめて、高知を満喫しました。高知に行きたいと決めた大学進学でしたが、全国に友達ができたのも良かった。もうちょっと勉強したら良かったかもしれないけど、今の学生の話を聞くと、地域や生産現場に出て実践的な研究をしていて羨ましいと思います。卒業後の進路として新規就農は不安かもしれないけど、話を聞くために飛び込んでみるのが大事です。その現場での経験がたくさんできるのは高知大の強みだと思います。(取材:2024年9月17日)
Tomoya Ooie
株式会社システムリサーチ
2016年3月農学部農学科卒業(現?農林資源科学科)
大学院農学専攻修士課程中退
考えるよりも行動が大事と語る大家さん。現在は独立系SIerとして主に企業向け情報システム構築を行なっている企業で採用担当として働いています。様々なキャリアを経験し、その中で大学での学びや経験がどのように活かされたか聞いてみました。
188足球直播_篮球比分¥体育官网には多様な学生がいて、南冥寮と日章寮での生活は今の自分を形作る基盤になっていると思います。また、特にフィールドワークが多い学科でしたので、実習、ボランティア活動、研究室活動で人との付き合い方に関するスキルは間違いなくこの時に磨かれました。
そのため自分の強みとして対人スキルを活かしたく、一度人材派遣会社で採用担当として働きましたが、技術的スキルを身に付けたいと職業訓練校でJava, C#, Unity等を学び直しました。その後は、システムエンジニアの経験を経て、システム開発経験者と採用業務経験者として現職にキャリア採用され、さらに人材育成にも携わっています。
卒論テーマは「キンギョソウ下胚軸切片の器官形成に及ぼすアルギン酸、ヒアルロン酸及びLEDランプの影響」でした。この専門性がいま直接活かされることはないですが、農業分野もIT化が必須で、今後重要な分野であると感じています。また、IT分野でも結局は課題解決能力が最も重要で、さらにITはあくまでツールとして上流工程が重要と考えた時には、大学で得られた対人スキルや論理的思考力などその他様々人生経験はお客様への提案力という点で大きな武器になると思います。
在学中に様々な経験ができるのが大学生の良いところです。考えるよりも行動が大事、ミスってもそれもまた経験としてその後の人生の糧になるので、そんな大学生活を送ってみてください。
(取材:2025年1月10日)
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高知県庁(農業、行政、畜産、林業)、岡山県庁(農業、林業、土木)、北海道庁、大分県庁、千葉県庁、山口県庁、国土交通省、農林水産省、四国森林管理局、米子市役所、大阪府警察、市植物公園、国立研究開発法人 森林研究?整備機構 森林整備センターほか
188足球直播_篮球比分¥体育官网大学院、琉球大学大学院、筑波大学大学院、神戸大学大学院、長崎大学大学院、香川大学大学院、北海道大学大学院、岡山大学大学院、東京農工大学大学院、信州大学大学院、ほか
国立大学法人188足球直播_篮球比分¥体育官网、株式会社四電技術コンサルタント、大林道路株式会社、一般財団法人建材試験センター、株式会社サタケ、渡辺パイプ株式会社、ヤンマーグリーンシステム株式会社、愛媛信用金庫、日本食研株式会社、なかやま牧場、サンケイ化学株式会社、東京パワーテクノロジー株式会社、有限会社パインランドデーリィ、大王製紙株式会社、JAふくおか八女、JA高知県、株式会社ユーベック、中央コンピューター株式会社、ヤンマーアグリ株式会社、株式会社四国銀行、日立造船株式会社、日本国土開発株式会社、NTCコンサルタンツ株式会社、ほか
中学校理科(岐阜)、中学校理科(高知)、中学校理科(兵庫)、高校理科(鹿児島)
一般財団法人建材試験センター、地域おこし協力隊、就農(実家、新規就農)、実家の家業、自営業(個人事業主)、起業準備、公務員採用試験再受験、教員採用試験再受験、未定など
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