大学院インタビュー
研究を通じて
川村 智
研究を通じて
海外の専門家と交流
川村 智
修士2年(2010年度)
バイオ燃料の原料候補?サゴヤシの研究
僕は作物学研究室に所属し、インドネシアやマレーシアのサゴヤシ(熱帯性デンプン蓄積ヤシ)について研究しています。
サゴヤシは日本にあるヤシと違い、幹そのものにデンプンが蓄積されるという特徴があります。抽出したデンプンは現地では食料として使われており、また最近では、ガソリンに代わるバイオ燃料として活用できないか、注目されています。
サゴヤシは温度が高い地域でないと育ちません。大学では研究室の温室で管理しています。また年に2回、教授や同じテーマを研究している学生とインドネシアにも行っています。
サゴヤシは成長すると幹がとても太くなり、その幹にデンプンが蓄積される
海外の現場との共同研究が刺激に
もともとこの研究室に入ったのは、熱帯農業に関する授業を受けたのがきっかけです。熱帯植物に興味を持ち、また、海外でいろいろな体験もしてみたかったんです。
実際、インドネシアやマレーシアでは現地の研究者の方と共同で実験ができ、とても良い経験になりました。
キャンパスにあるハウスの一画を借りて、趣味でバナナの栽培も開始。2年でこんなに大きくなりました!
[高校生の皆さんへ]
僕は大学に入ってから、いろいろな教授の専門分野について知り、詩文の研究テーマを絞っていきました。でも、自分のやりたいこと、研究したいテーマについて、大学に入る前から考えておくのもいいことだと思います。
大学生生活は、自由な時間がたくさんあります。早くから自分の方向性が見えていれば、時間を有効に使えます。
188足球直播_篮球比分¥体育官网は、やりたいことが何でもできる雰囲気があります。ぜひ有意義な大学生活を過ごしてください!