平成24年度 高知大学男女共同参画推進室 第2回ワーク・ライフ・バランス講座
「仕事と育児、どうすればいいの!〜病児保育の現場から見えてくるもの〜」実施報告
2013.03.18
平成25年3月18日(月)、高知大学男女共同参画推進室は、平成24年度 第2回ワーク・ライフ・バランス講座を岡豊キャンパス(高知県南国市)で開催いたしました。
講師にはNPO法人ノーベル代表で、(財)日本病児保育協会理事でもあります、高 亜希(こう あき)氏をお迎えし、「仕事と育児、どうすればいいの!〜病児保育の現場から見えてくるもの」と題する講演をいただきました。
講演では、育児と仕事の両立に関する概要と、現場でニーズが多い「病児保育」事業の経営の難しさについて説明いただいた後、NPO法人ノーベルが取組んでいる共済型(サービスの裨益者があらかじめ共済会に入会し、会費を納めるというモデル)の事業の実施状況や課題について報告いただきました。ビジネスとして事業が成立することは大切としながらも、それ以上に「子どもを出産しても、当たり前のように働ける社会」となるよう、「人と人が助け合う仕組み」を創っていくことにモチベーションを感じているという、高氏の言葉が印象的でした。
当日は、医師、看護師、地域の病院関係者など、現場で活動している方々が参加し、講演後には具体的な質疑応答が行われました。
高氏のご厚意で、参加者にはNPO法人ノーベル発行の『働く!!おかん図鑑 子どもが熱を出しても仕事が休めなくても明るくのりきるおかん満載!』が無料で配布されました。
おかん(お母さん)がタイプごとに紹介されていて、自分はどのおかんに該当するか、参加者も興味津々、楽しんで読まれていました。
『働く!!おかん図鑑』について関心がある方は、NOBELをご参照ください。
第2回ワーク・ライフ・バランス講座ポスターPDFはこちらより