「デートDVセミナー」を「男女共同参画社会を考える」授業で実施しました
2021.12.03
こうち男女共同参画センター ソーレ協力のもと、学生を対象とした「デートDVセミナー」が、2021年9月24日にオンラインで行われました。講師は、NPO「DV対策・予防センター九州」理事長の原健一先生です。実施されたのは安全・安心機構の小島優子准教授他が担当する共通教育科目「男女共同参画社会を考える」の授業で、履修生59人が参加しました。
DV(ドメスティック・バイオレンス)未然防止教育として、相手とより良い対等な関係をつくるために、デートDVの実態や若者にありがちな恋愛観、相談を受けた時の対応などについて講演していただきました。交際相手からの束縛がエスカレートすると交友関係が狭くなって相手を傷つける可能性があること、交際相手とは対等な関係を築くことが大切であることをお話いただきました。対等な関係を築くためには、好きになった人を尊敬すること、自分を大切にすることが大事であることを学生は学ぶことができました。
学生にとっては身近な問題であるために、友人から相談を受けた時の対応など学生からは多くの質問が出されました。参加者アンケートでは、98%が「よく分かった」・「まあ分かった」、これからのふるまいに活かすことが「できる」・「たぶんできる」と回答しており、デートDV未然防止教育として非常に効果の高いセミナーとなりました。