オンラインセミナー「高知大学における育児と介護制度について」を実施しました
2021.12.24
男女共同参画支援ステーションでは、令和3年6月10日から「高知大学における育児と介護制度について」のオンライン動画をmoodle shareで公開し、高知大学教職員27人が視聴しました。男女共同参画支援ステーション長の小島優子が講師を務めて高知大学の制度について解説しました。
第1部の育児休業制度では、常勤職員の男性は妻の出産の時に2日、また出産前8週間から出産後8週間に5日の休暇が取得できることを案内しました。高知大学では、2020年度には8人の男性教職員が育児休業を取得しています。育児休業は夫婦ともに取得できること、育児休業中に支給される育児休業給付金は所得税・社会保険料・雇用保険料が免除されるため、手取り金額の約8割になることを説明しました。
第2部の仕事と介護の両立では、介護休業は、対象家族1人につき介護を必要とする継続状況ごとに3回取得できること、介護を自分も直面する課題として捉え、介護に直面しても離職せずに働き続けることが肝要であることを解説しました。
視聴者からは以下の感想がありました。
「育休や介護など、自分自身が当事者になった場合の制度等の情報について知ることができました。加えて、いつも通りが送れないことに対して、周りがどのようにサポートするかを考えるきっかけになったと思います。
最近身に染みて思うのですが、生活も、教育も、研究も、なにかと「デジタル」な”モノ・コト”へ変化することが義務のような雰囲気になりつつあります。こんな時代だからこそ、自分自身の周りにある相手や環境に対する感謝や労りの気持ちのような、アナログな部分の成長や充実が大事だと感じています。気づきと共感がうまく循環するようなセミナーや取り組みを今後とも期待しております。」
『仕事とプライベートのハーモニー』のご紹介
令和3年3月に「仕事とプライベートのハーモニー」の改訂版を作成して高知大学教職員に配布を行いました。高知大学の育児制度と介護制度について、Q&A方式で分かりやすく解説しています。 ダウンロードはこちらから。