青山 文 先生
留学して一年が経過し、こちらの生活にもすっかり慣れてきました。今回は前回のセットアップ編に続き、スタンフォード大学留学中の「生活編」についてご紹介させて頂きたいと思います。
私が住んでいる場所はCupertinoというところで、スタンフォード大学の研究室まで車で15-20分程度です。毎日高速道路(米国ではほとんどが無料)を使って通勤しています。高速道路では5車線も珍しくないのですが、合流地点では良く渋滞が発生し、高知の通勤ラッシュの渋滞と似た感覚を覚えます。
こちらで実際に生活して感じることは、「住居選び」はかなり重要ということです。安全性が第一ですが、通勤のしやすさ、スーパーマーケットへのアクセス、住んでいる人種構成、価格などがエリアによって大きく異なっています。Cupertinoはシリコンバレーに位置していて、特にAppleの本社があることで知られています。お隣さんもAppleに勤められている方で、入居時からとても親切にして頂いて助かっています。
米国生活の中で最も大切な食生活ですが、近所にカリフォルニア州で展開している日系スーパー、マルカイがあり大変重宝しています。ドン?キホーテが経営しており、こちらにしては良心的な価格帯で日本の食材を手に入れることが出来ます。
しかし、値段は日本と比べるとかなり割高です。例えば、上記写真真ん中の納豆だと3パックが$2.79といった具体です。1$=150円で換算すると、150×2.79=418.5円で、さらに約9%の税金が上乗せされます。つまり、日本の価格の3-4倍がこちらの食費になります。セールなどのお得な188足球直播_篮球比分¥体育官网も日本のスーパーと同様にありますので、一概には言えないのですが、物価はかなり高いです。日系スーパーの他には、米国発のスーパーマーケットで質?値段ともに人気のTrader Joe'sや、Costco、また韓国系スーパーなどにもよく買い出しに行っています。
最も驚くのは家賃です。食費がかわいく思えるほど高額で、スタンフォード大学付近は特に家賃が高いエリアです。1ベッドルームの家賃は、月額 $3,000?$4,500が一般的です。(150×3,000 (円)が家賃ということです)
毎月の支払時にはその金額に驚愕してしまうのですが、多くの研究者が同様のアパートに住み、研究に励んでいるため、しっかり成果を残して帰ろうという気持ちが強くなります。
生活の中で良い面と言えば、カリフォルニア州の気候です。高知と似た気温ですが、乾燥した気候が特徴で、夏の日中はカラっと暑く、日没後は涼しくなり、大抵の夜はエアコン無しで眠れます。冬は雨季ですが、パラパラと弱い雨が降る程度で、雪や極端に寒い日は少なく、比較的過ごしやすいです。研究室で担当しているスタンフォード大学の医学部志望の学生が、よくカリフォルニア州の夏空が好きだと言っていますので、写真をシェアさせて頂きます。
最後に、Halloweenや、Independence Day(花火がたくさん上がる)、Black Friday(1年で最も大規模なセール188足球直播_篮球比分¥体育官网)など日本とは少し違った188足球直播_篮球比分¥体育官网が多いことも、こちらで生活する魅力の一つだと思います。近々Halloweenがありますので、魔除けとして飾られているカボチャの写真をシェアさせて頂きます。
米国での生活は、第一報でご報告したセットアップ後、徐々に安定し、研究に集中できる環境になっています。良い結果もあれば、そうでない時もありますが、こちらでの生活を大切にして、引き続き頑張っていきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2024/10/06