研修プログラム
研修プログラム
産科婦人科研修
周産期(母体?胎児)専門医
資格申請基準
- 日本国の医師免許(医籍)を有すること。
- 基本学会である日本産科婦人科学会、日本小児科学会のいずれかの専門医であること。
- 周産期専門医資格認定試験を受験する時点で3年以上継続して日本周産期?新生児医学会会員であり、会費を完納していること。
- 第2項の基本学会専門医資格を取得後、認定施設における3年間の研修を終了し、規則付則に定める臨床経験を持っていること。
- 本学会が認める周産期?新生児学に関連した学術論文1編以上を筆頭著者として査読制度のある雑誌に発表していること。
- 本学会が認める周産期?新生児学に関連した学会または研究会に所定の回数参加し、かつ筆頭演者として発表を行っていること。
- 研修の届出を行い、所定の研修年次報告書を毎年、提出していること。
- 本学会の行う周産期専門医資格認定試験に合格していること。
具体的な研修内容(抜粋)
周産期専門医(母体?胎児)の申請に必要な研修内容
必要研修症例数(周産期専門医資格認定試験申請時までに)
1.合併症妊娠の管理と治療 20例以上
- 婦人科疾患(子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮頸癌など)
- 心?血管系疾患(心疾患、高血圧、脳出血、脳梗塞、深部静脈血栓症など)
- 血液疾患(特発性血小板減少性紫斑病、白血病など)
- 泌尿器疾患(慢性腎炎、ネフローゼなど)
- 肝疾患(妊娠黄疸、急性脂肪肝、ウイルス性肝炎)
- 呼吸器疾患(肺血栓塞栓症、肺結核など)
- 内分泌?代謝疾患(糖尿病、甲状腺機能亢進?低下症など)
- 自己免疫疾患(全身性エリテマトーデスなど)
- 感染症(産科感染症を除く)
- 消化器疾患(虫垂炎、イレウスなど)
- 精神?神経疾患(統合失調症、てんかん、躁鬱病、パニック症候群など)
- その他の疾患
2.異常妊娠の診断と治療 20例以上
- 重症妊娠悪阻
- 切迫流産?流産(妊娠12週以降)
- 胞状奇胎の管理
- 異所性妊娠(頸管妊娠、帝王切開瘢痕部妊娠を含む)
- 切迫早産、早産、前期破水(妊娠28週未満)
- 妊娠高血圧症候群(子癇発作)
- 常位胎盤早期剥離
- 前置胎盤、低置胎盤
- 羊水量の異常
- 多胎妊娠
- 血液型不適合妊娠
- 過期産
- 血栓症(肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症など)
- 妊娠中の多臓器不全(急性脂肪肝、妊娠高血圧症候群)
3.胎児異常の診断と管理(治療も含む) 5例以上
- 染色体異常
- 胎児発育不全
- 形態異常
- 胎児水腫
- 子宮内胎児死亡
- 双胎間輸血症候群
- 無心体
4.異常分娩の管理と処置 20例以上
- 微弱陣痛と過強陣痛、陣痛誘発と促進
- 児頭骨盤不均衡の判定と試験分娩
- 産道異常(狭骨盤、軟産道強靱、頸管熟化不全)
- 胎勢の異常、回旋の異常、侵入の異常
- 胎位の異常
- 多胎分娩
- 遷延分娩、分娩停止
- 前期破水(妊娠28週未満)
- 子宮破裂
- 子宮内反症
- 頸管裂傷、腟?会陰裂傷(直腸損傷を含む)
- 産道血腫
- 恥骨結合離開
- 胎児機能不全
- 臍帯の異常(下垂?脱出、その他)
- 胎盤の異常(癒着胎盤、胎盤梗塞、前置胎盤)
- 分娩時大量出血(前置胎盤、癒着胎盤、弛緩出血、その他)、播種性血管内凝固症候群
- 産科ショック(出血性ショック、播種性血管内凝固症候群、羊水塞栓、toxic shock syndrome)
- 自己血輸血の計画と実施、緊急輸血への対応
5.産褥異常の管理と処置 10例以上
- 子宮復古不全
- 産褥期出血
- 産褥熱
- 静脈血栓症
- 肺塞栓
- 乳汁分泌不全
- 乳腺炎
- 産褥精神障害
6.産科感染症の管理と処置 10例以上
- 子宮内感染症(絨毛膜羊膜炎、産褥子宮内感染、産褥熱)
- 母子感染症(TORCH症候群、HIV、 HTLV-I、 ウイルス性肝炎など)
7.ハイリスク妊婦?胎児に対する診断、管理、手術 5例以上
- 28週未満の早産の帝王切開
- 前期破水で羊水過少となった早産の帝王切開
- 双胎?3胎以上の帝王切開
- 前回帝切創に胎盤のかかるあるいは前置胎盤の帝王切開
- 母体救命のための子宮全摘
- 双胎間輸血症候群、無心体、横隔膜ヘルニア、胎児腔水症の管理と胎児?新生児治療施設への適切な搬送時期の判断
8.産科麻酔(無痛分娩を含む) 10例以上
9.新生児の管理と処置 50例以上
- 健常新生児の一般管理
- 病的新生児の診断と初期管理
- 病的新生児の搬送
- 新生児に対する薬物治療
上記症例より、自ら携わった10例について症例要約を提出する。ただし、1~7の各疾患分野から必ず1例ずつ記載し、残る3症例は受験者が1~7から選択して記載することとする。また、一症例一疾患とし、症例の重複はできない。
日本周産期?新生児医学会 専門医制度規定
日本周産期?新生児医学会 専門医制度規定
備考
高知県においては、基幹施設は高知医療センター、指定施設として188足球直播_篮球比分¥体育官网医学部附属病院、補完施設としてJA高知病院、県立あき総合病院、県立幡多けんみん病院、高知赤十字病院が認定されています。腫瘍
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生殖医療
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女性ヘルスケア
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臨床遺伝専門医
資格申請基準
- 研修開始には一般社団法人日本専門医機構が定める基本領域(19領域)の専門医資格を保持して いなければならない。
- 3年間以上の研修期間中に2回以上、日本人類遺伝学会または日本遺伝カウンセリング学会の学術集会に出席する。
- 指導責任医に研修指導を依頼し、承諾の上、研修開始届けに必要事項の記載を行う。
具体的な研修内容
- 規定の研修(詳細は細則参照。遺伝カウンセリング担当もしくは陪席、研修会およびロールプレイへの参加など)
- 遺伝医学に関係した原著論文または総説2編以上(学会発表2回を論文1編とみなす。論文、学会発表ともに共著者、共同演者を含む。
- 症例20症例の要約および5症例について詳記を記載する(周産期、小児期、成人期、腫瘍の各領域を含むこと)。5症例のうち少なくとも3症例は、専攻医自身が遺伝カウンセリングを担当した症例とする。
備考
※188足球直播_篮球比分¥体育官网医学部附属病院は研修施設として該当します。高知県では当院のみになります。
※一般社団法人日本専門医機構の定める基本領域専門医
(日本内科学会、日本小児科学会、日本皮膚科学会、日本精神神経学会、日本外科学会、日本整形外科学会、日本産科婦人科学会、日本眼科学会、日本耳鼻咽喉科学会、日本泌尿器科学会、日本脳神経外科学会、日本医学放射線学会、日本麻酔学会、日本病理学会、日本臨床検査医学会、日本救急医学会、日本形成外科学会、日本リハビリテーション医学会、総合診療専門医)、内科Subspecialty 領域専門医(日本消化器病学会、日本循環器学会、日本呼吸器学会、日本血液学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本腎臓学会、日本肝臓学会、日本アレルギー学会、日本感染症学会、日本老年医学会、日本神経内科学会、日本リウマチ学会、日本臨床腫瘍学会、日本消化器内視鏡学会)、日本外科学会認定登録医とする
臨床遺伝専門医制度施行細則
※一般社団法人日本専門医機構の定める基本領域専門医
(日本内科学会、日本小児科学会、日本皮膚科学会、日本精神神経学会、日本外科学会、日本整形外科学会、日本産科婦人科学会、日本眼科学会、日本耳鼻咽喉科学会、日本泌尿器科学会、日本脳神経外科学会、日本医学放射線学会、日本麻酔学会、日本病理学会、日本臨床検査医学会、日本救急医学会、日本形成外科学会、日本リハビリテーション医学会、総合診療専門医)、内科Subspecialty 領域専門医(日本消化器病学会、日本循環器学会、日本呼吸器学会、日本血液学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本腎臓学会、日本肝臓学会、日本アレルギー学会、日本感染症学会、日本老年医学会、日本神経内科学会、日本リウマチ学会、日本臨床腫瘍学会、日本消化器内視鏡学会)、日本外科学会認定登録医とする
臨床遺伝専門医制度施行細則
超音波専門医
資格申請基準
以下の条件を全て満たす者
- 日本国の医師免許を有し、医師としての人格及び見識を備えていること。
- 医師免許取得後5年以上の臨床経験を有すること。
- 申請時において、3年以上継続の本会正会員、シニア会員、名誉会員又は功労会員(期間中にここに掲げる一つの資格からここに掲げる他の資格に種別変更があった場合を含む。)のいずれかであること。年未満の本会正会員、シニア会員、名誉会員又は功労会員については、本会が指定する 超音波関連学会?研究会に3年以上継続して会員であること。
- 年度末(3月31日)において、本会の指定する超音波専門医研修施設又は超音波専門医研修施設群※において、?超音波専門医研修カリキュラム?に準じて、初期研修期間以外に通算3年間以上にわたり、超音波医学研修を行っていること。
また、常勤職員としての勤務形態ではないが、週1回以上、超音波専門医研修施設又は超音波専門医研修施設群において超音波検査に携わる場合、研修歴として認める。
なお、超音波専門医研修基幹施設での勤務は義務としない。
※超音波専門医研修施設群は、超音波専門医研修基幹施設及び超音波専門医研修連携施設から構成される。
なお、超音波専門医研修基幹施設での勤務は義務としない。
※超音波専門医研修施設群は、超音波専門医研修基幹施設及び超音波専門医研修連携施設から構成される。
業績および臨床研修実績が、以下に定める基準に達していること。
1.業績
以下の学会発表又は学術論文のいずれかの業績を有すること。
- 学会発表:
本会学術集会において筆頭者として1回以上の発表実績を有すること。あるいは、本会地方会学術集会において筆頭者として2回以上の発表実績を有すること(ただし、内容が重複していないこと)。 - 学術論文:
本会が発行している和文誌「超音波医学」又は英文誌「Journal of Medical Ultrasonics」に、筆頭者又はcorresponding authorとして、論文1編以上の掲載実績を有すること。なお、論文の種類は問わない(Letter to the Editorや依頼原稿(総説?特集?解説等)も含む)。
2.臨床研修実績
指定超音波専門医研修施設において、500例以上の超音波診療経験を有し、30例以上について手術?剖検?その他確定診断結果との対比検討を行っていること。